データベース技術ブログ「The Database Column」に、クラウド対応DBMSに関するエントリが掲載されているのを前回、紹介しました。と思ったらやはり、MySQLをスリムダウン化して、クラウドで運用するのに適した「Drizzle」が発表されましたね。
mixi Engneer's BlogでDrizzleが紹介されているので引用してみます。
Drizzleとは必要のないものは一切存在しない、最低限でパフォーマンス重視な「MySQLよりシンプルで、軽く、安定して、高速な」 MySQLのforkです。
だそうです。Brian "Krow" Aker's氏のブログでは、このDrizzleの(いまのところの)ゴールが紹介されています。
The goal right now is to target a certain class of applications/developers and see if this is useful. As an example:1) Web based apps.
2) Cloud components.
3) Databases without business logic (aka stored procedures).
4) Multi-Core architecture.
前回、mixiなどはバックエンドとしてのMySQLを大規模に展開すために大変な工夫と努力を重ねていますと紹介したばかりだったのですが、やはり裏ではこの手のデータベースの開発を進めていたのですね。
Drizzleは、上記でも説明されているように、特定の目的に特化して開発が進んでいるようですが、もしかしたら、いまはまだ大型サーバと商用データベースの独壇場となっている大規模データベースに対して、クラウドとクラウド対応DBMSが切り込む第一歩になるかもしれません。そうなれば、これはまた大きな商用ソフトウェアベンダーにとって"破壊的テクノロジー"の登場となりそうです。

Junichi Niino
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