インタビューを手伝ってほしいと@ITスタッフに頼まれたので、横浜パシフィコで行われたGoogle Developer Day 2008に行ってきました。

大きなイベントの取材に行くなんて、たぶん3年ぶりくらいです。実は、こうした取材は僕にとっていちばん好きな仕事でしたが、管理職に専念するようになってからはまったく遠ざかっていたのです。
朝10時の基調講演から参加です。Googleはこのイベントで、デベロッパーのコミュニティを作り上げていきたいとのメッセージをかなり真剣に発していました。
このところ同社は、GoogleガジェットやOpenSocialやAjax APIなど、矢継ぎ早に新しいAPIやライブラリを発表し、オンラインアプリケーションのプラットフォームの充実を強力に推進してきました。しかしそのプラットフォームがインフラとして扱われるためには、Google1社だけで頑張るのではなく、デベロッパーコミュニティによるサポートが不可欠。
であるにもかかわらず、JavaScript+XMLでばりばりオンラインアプリケーションが書けるデベロッパーはまだまだ少数派。
その数をいかに増やしていくか、ま、要するにVisualBasicのプログラマとかCプログラマといった人たちに、どうやってJavaScriptプログラマになってもらうか、ということでしょう。
そのためには、まだJavaScript/Ajaxのための統合開発環境といった技術的、製品的な面での成熟も必要ですが、なによりもGoogleの主戦場であるコンシューマ向けアプリケーションにどうやってデベロッパーを引き込むのか、という点が同社にとっては最大の課題ではないかと思います。ほとんどすべてのデベロッパーは、コンシューマ向けのオンラインアプリケーションで儲ける、というビジネスの経験がないのですから。

Junichi Niino
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